思わぬ被害にも!SNS写真投稿の注意点

投稿日:2015/04/27

思わぬ被害にも!SNS写真投稿の注意点

FacebookやTwitterなどのSNSに写真をアップすることは、今や当たり前のこと。しかし何も考えず写真を載せることで、もしかするとあなたに思わぬ被害をもたらすかもしれません……!今回は、SNS写真投稿に関する注意点について解説します。

住所情報を他の人に知らせない工夫

スマホやデジカメで撮影した写真には、「Exif(イグジフ)情報」というデータが自動的に記録されています。これは撮影日時、撮影したカメラの機種名、撮影時の設定などを示すデータで、さらに撮影地の位置情報=GPS情報も含まれています。GPS情報は写真を撮った場所の緯度と経度、高度を示すもので、Googleマップなどと連動させれば簡単に地図上に位置を表示することが可能です。

では、自宅で撮影した写真をSNSにアップして、そこにGPS情報が含まれていたら他人に住所がわかってしまうのでしょうか?その可能性もないとは言えませんが、サービス側が対策をしてくれているところが多いようです。現在は、FacebookやTwitter、LINEに写真を投稿するとGPS情報は自動的に削除されます。ブログの場合は、サービスによって異なるようです。メールではGPS情報は付加されたままで送信されてしまいます。

実のところ、撮影時のGPS情報はスマホのカメラアプリやデジカメの設定でオフにすることができます。また、写真からExif情報を完全に削除できるフリーソフトやアプリも存在します。

しかし、写真に記録されるGPS情報をオフにしていても、SNS側の設定で位置情報をオンにしていると意味がありません。例えば、Twitterは初期設定では位置情報は付加されませんが、もしも位置情報をオンにした可能性があるならば、そのままになっていないか確認してください。Instagramにも似た設定があります。Instagramの場合は、「フォトマップに追加」をオフにしておけば、GPS情報は削除されます。

位置情報がなくても場所や個人が特定される可能性も

上記のことに注意していても、SNSに投稿された写真から住所がバレてしまうケースは、あります。子どもの写真やペットの写真を投稿しただけなのに、どこの誰なのかわかってしまうことも……。注意が必要なポイントは、写真に写り込んでいる「個人情報を特定できるもの」です。住所が書いてあるようなあからさまなものでなくとも、車のナンバープレートや、近所の特徴のある建物や家の外観が写っているだけでも知られてしまうことがあります。書き込みの内容などからある程度、地域がわかっていれば、Googleマップのストリートビューと投稿された写真を照らし合わせて住所を絞り込んでいくことも可能なのです。

誰がそんなことをわざわざするのか……という疑問もあるでしょう。しかし、最近は「神奈川県内で自家用車を持っていて子どもがいる家庭」の個人情報リストを集めている業者がいて、そんな業者向けにSNSの写真などから分かった個人情報を売るといった悪徳行為が行われています。自宅などで撮影した写真を投稿するときには、十分な注意が必要です。特に顔は一番分かりやすいものなので、ハッキリとわからない写真にするべきでしょう。「友人や知り合いに見せるだけだから」という感覚でも、ネットにアップすれば誰でも見ることができるものだということを忘れないでください。

他人の顔がわかる写真を載せるのもNG

SNSでもうひとつ注意したいのは、他人の顔がわかる写真を投稿してしまうことです。コンサートやイベント、風景の写真でも他人がハッキリと写り込んでいる写真をアップすることは止めましょう。「電車の中でこんな変な人がいた」と顔がわかる写真をアップすれば、名誉毀損として訴えられたり、プライバシー侵害で慰謝料を請求されたりすることもあります。やっかいなことに、実際にインパクトのある写真であればあるほど、話題になってそれが炎上のネタにもなってしまいます。

これは身内であっても同じことです。親戚の顔が写っている結婚式などの写真も、不特定多数が見られるSNSにアップすることは、止めておくべきです。記念写真が、ネット上の出会い系のダミー写真に使われてしまうようなことがあり得るのです。

SNSへの写真投稿には、十分な配慮が必要です。投稿写真に関する注意点を知って行動することで、安全性が高まります。

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